お気に入りのソファを長く使うためには、日頃のお手入れが重要になってきます。 せっかく良い物を購入して、「この先ずっとこれを使おう」と思っていても、お手入れをしないでいると、わずか数年で傷みが出てきてしまうというようなこともありえます。ここでは、通販でソファを購入する際に知っておきたい日常的なお手入れ方法や、ソファの扱い方に関する日頃から気をつけたいポイントについてご紹介します。
ソファの傷みを早くさせてしまう原因のひとつが直射日光です。 特に、革張りのソファの場合、熱によって変色してしまったり縮んでしまったりしますので直射日光は厳禁です。布地のソファの場合にも、直射日光に当たると色あせしやすくなってしまいます。 また、ソファを湿気や外気にさらすのもよくありません。 ですから、直射日光が当たりやすく外気にさらされやすい窓際に ソファを置くのは、極力避けたほうがいいでしょう。 しかし、お部屋の間取りや配置によっては、窓際に置くしか仕方ない場合もあります。そういった場合には、なるべく窓にレースのカーテンをして直接太陽光が当たらないようにしたり、ソファカバーをかけたりといった工夫をしましょう。
どんなに良いソファでも、常に同じ場所に負荷がかかっていると、その部分だけが沈み込んでしまいます。「いつもソファの右側に座ってしまう」「重いものをソファの上に置いている」…こういった日々の癖や習慣によって傷みが早くなることもありますので、気をつけましょう。
ソファの素材によって、お手入れ方法は違います。素材に合わせた適切なお手入れをすることで、ソファを長持ちさせることができます。
布地ソファ
布地ソファは、ホコリやゴミがつきやすいため、掃除機をかけるようにしましょう。ブラッシングタイプの吸込口の掃除機を使うと、表面を傷つけることなく綺麗に掃除することができます。布地ソファの中でも、ポリエステル100%でできているものであれば、汚れが気になるところを水拭きすることもできます。濡らした雑巾でポンポンと叩くように掃除しましょう。
合皮ソファ
合皮ソファは傷がつきやすいため、掃除機を使って掃除するのはおすすめできません。きれいな布で乾拭きをするといいでしょう。合皮ソファは、もともと汚れがつきにくい性質がありますので、日頃のお手入れとしては乾拭きをするだけで十分です。もしも汚れが気になるところがあれば、洗剤を溶かした水を布につけて軽く拭きます。洗剤の成分が表面に残るとそこから傷んでしまいますから、乾いた布で洗剤成分をしっかり拭き取りましょう。
お茶やコーヒー、ジュースを
こぼしてしまったとき
水に溶ける汚れの場合には、軽く濡らした布で叩くように汚れを拭きましょう。それでも落ちないようであれば、薄めた洗剤を浸した布で拭き取ります。
油分のあるものを
こぼしてしまったとき
バターやマーガリン、化粧品など油分が含まれているものをこぼしてしまったという場合には、水拭きだけでは汚れを落とせません。布地のソファであれば、ベンジンを薄めたものを布につけて叩くと目立たなくなります。合皮や本皮のソファの場合には、ぬるま湯で濡らした布で拭きとるようにしましょう。
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